
所員に聞く【1】
2008年8月入所 河内浩 33歳 弁理士
2010年度弁理士試験合格、2011年度弁理士登録]
■入所の動機
前職では外資系IT企業のSE、ベンチャー企業の管理職を経験しました。技術力や英語力を生かしつつ、手に職をつけられる仕事をしたいと考えていました。また、前職での研究開発業務の中で特許出願をする機会があり、知的財産関連の業務に興味があったため転職を決意しました。
■仕事の面白さ
審査官から通知された難しい拒絶理由について、頭をひねって応答した結果、特許に持ち込むことができた時は非常に嬉しいですね。また、世の中に出る前の新しい技術に触れることができます。明細書を書くために発明者の方から直々に色々なお話を伺えることは、非常に興味深い経験だと思います。
■仕事で大変なこと
仕事の面白い点の裏返しになりますが、新技術を扱うためテキスト(特に日本語のテキスト)がほぼ無い状態で、仕様書や論文(主として英語)を理解していくことが必要になる場合があります。また、各国毎に法制度が異なり法改正も頻繁に行われるので、勉強が常に必要になるところでしょうか。
■入所される方へメッセージ
弁理士試験前の休暇が取りやすいです。そのため、早期合格を目指す方にお奨めです。
また、国内の明細書作成から外国出願に向けた翻訳、さらにその後の各国の中間処理まで通じて経験できますので、幅広く業務を手掛けたい方に適した環境だと思います。
所員に聞く【2】
2010年5月入所 K 37歳 特許技術者
■入所の動機
・前職(SE)はジェネラリスト的でした。このため、自分の専門性に不安を感じ、弁理士試験の勉強を始めましたが、調べるうちに実務経験が重要であることに気付き、色々と特許事務所を探し始めました。
・機械、電気、制御という、自分の専攻に近い分野を取り扱う事務所であったことが入所のきっかけです。
■仕事の面白さ
入所前、特許技術者という仕事について、資料の文章校正等、事務的な仕事が多いと想像していました。しかし、実際にはとても創造的な仕事です。例えば、発明者の資料を元に自らストーリーを構築する場合もあります。発明が難解な場合にはそれを読み解き、誰にでも理解できるようにすることが必要。発明が具体的である場合には、その本質を把握し発明を一般化することが必要です。このように、創造性が求められる仕事であることに面白さを感じます。
前職(SE)も論理性を要求される仕事でしたが、現在の仕事で要求される論理構築力、技術力は、前職と比べて遥かに深いです。また、数学・物理学等の自然科学系の知識が必要となる点も、面白いですね。
■仕事を行う上で大切にしていること
・難解な発明であっても一切の不明点を残さずに、発明の周辺部を含めて理解することで、論理的な明細書の作成を目指す。
・発明者と積極的なディスカッションを行うことで、発明をより良いものとする一助となることを目指す。